「働き方改革関連法」が成立しました!
6月29日、参院本会議で「働き方改革関連法」が可決成立しました。この法律は、労働基準法、労働契約法、パートタイム労働法、そして労働者派遣法など、8本の法律が一括して改正されるものとなります。
具体的には、(1)残業時間の上限規制の強化(罰則付)、(2)雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保(同一労働同一賃金)、(3)高度プロフェッショナル制度の創設(労働基準法などの改正)が大きな柱となります。
今後労働政策審議会での議論を経た上で政省令などの内容が固められる見通しですが、とりわけ(2)の派遣法の部分については改正法に具体的な内容が明記されていないため、審議会の行方が注目されるところです。
「働き方改革関連法」の具体的な内容については、以下の厚生労働省のサイトが分かりやすいです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html