審議会で改正派遣法の「たたき台」資料が公開されました!
労働政策審議会・同一労働同一賃金部会が現在開催されています。
9月10日の審議会では始めて改正派遣法について具体的な議論が始まり、今後のたたき台となる資料が厚生労働省から示されました。
具体的には、以下の内容です。
・不合理な待遇差を解消するための規定の整備(派遣労働者)
https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000351592.pdf
・同一労働同一賃金ガイドラインのたたき台対照表(派遣労働者に関する部分)
https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000351609.pdf
・労使協定について(賃金を除く)
https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000351595.pdf
「不合理な待遇差を解消するための規定の整備」は改正法該当箇所の全体像のイメージ、「同一労働同一賃金ガイドラインのたたき台対照表」はすでに示されているパート・有期雇用のガイドラインたたき台に対応した派遣労働者版、「労使協定について」は協定方式を採用した場合の具体的な手続き・要件の概要となっています。
10月以降の審議会ではこれらについて踏み込んだ議論が行われ、さらに追加資料が提出されることが予想されるため、今後の動向に注目したいものです。