派遣法改正案をめぐる国会での情勢
臨時国会に提出されている労働者派遣法の改正案について、塩崎厚生労働大臣から衆院、参院の厚生労働委員会で趣旨説明があり、来週にも同委員会で実質審議入りするといわれています。
民主党などの野党は同改正案に反対していますが、維新の党の橋本共同代表が「派遣法改正案には賛成」と語るなど、改正案に賛成する野党の動きもみられます。
国会の情勢をみるかぎりでは、臨時国会で改正案が成立する可能性が高いと思われますが、小渕経済産業大臣をはじめとする複数の大臣に対する野党の追及など、今後の審議に影響を与えかねない要素もあります。
いずれにしても11月30日の会期末に向けて、ここ1~2週間の動きに注目していく必要があります。