派遣法審議は12日の委員会に注目
臨時国会提出されている労働者派遣法の改正案は、11月7日、野党側が衆院の厚生労働委員会の運営に反発して欠席したものの、安倍首相の出席のもとで審議が行われました。
与党側はこれで「重要広範議案」の審議過程を経たとして、12日の同委員会で採決を行い、翌13日の衆院本会議での衆院通過を目指しています。
野党側の反発が根強いことから今後の動きは予断を許しませんが、野党側も今後に委員会には出席する意向を示しているため、改正案が衆院通過する可能性はかなり高いといえます。
いずれにしても臨時国会の中盤である今週の国会の動向が、改正案の成否を分けることになることは間違いないでしょう。