西川農水大臣辞任の国会審議への影響は?
2月23日に西川公也農林水産大臣が辞任したことで、国会審議への影響が深刻化しています。25日には空転していた衆院予算委員会の審議は正常化する見通しですが、予算の年度内成立は困難となっています。
労働者派遣法をはじめとする労働関連法の改正の審議への影響も懸念されますが、政府与党としては2月の段階で混乱した国会の状況をいち早く鎮静化させたい考えです。
派遣法の改正案に本格的に審議入りするのは予算成立後となる見通しであることから、今のところは直接的な影響は小さいとみられていますが、予算が衆院を通過するまでは予断を許さない状況です。
2月末から3月にかけての動向に注視していきたいものです。