職業紹介事業のおススメ
有料職業紹介事業の可能性
派遣会社が今後の事業拡大をはかっていくには、人材紹介業の分野にアプローチしていく方法がお勧めです。紹介予定派遣業は、一定の派遣期間を経て取引先企業への就職を斡旋するというものですが、第二新卒等の若年層を中心に全国的にもニーズが拡大してきています。派遣期間の派遣金額に加えて、紹介手数料も得られるため、ビジネスとしても有望だと思います。
有料で人材紹介業を営むには、有料職業紹介事業の許可を取得する必要があります。有料職業紹介事業には厳しい許可要件がありますが、職業紹介責任者が必要なほか一般労働者派遣事業の許可基準と似ている部分が多いため、一般労働者派遣事業の許可をお持ちの会社にとっては特におすすめです。
違いは、人材紹介業の分野は比較的競争が緩い分野だということです。派遣事業を営む事業所数は飽和状態にあり、すでに過当競争となっていますが、人材紹介業はまだまだの可能性があります。
取引先企業との契約、紹介料の設定、労働者へのアプローチなど、派遣事業とは違ったノウハウが要求されますが、取引先企業、派遣労働者の双方に潜在的な人材紹介業のニーズがあることは間違いないので、派遣業の延長線上で事業拡大が狙えると思います。
有料職業紹介事業の許可申請の具体的な実務、許可取得後のアプローチについては、当センターにお任せください。